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必要な分だけラインを巻ける便利アイテム!PROX デプスチェッカーをチェック!

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皆さんはリールにラインを巻く時買ってきたラインを全部巻いていますか?

 

300mの大容量ボビン巻きから75m巻きのものまで様々なラインナップがあります。

 

150m巻きを2回に分けて使ったり、モンスターブレイブZのように80mを2回に分けて・・・またまた、フィネスブレイブZのように4回に分けて40m巻けるものなど用途ごとにマーキング位置が分けられたものもありますね。

 

ご丁寧に〇〇mのところでマーキング、またはシールが貼ってある商品はいいのですが、問題なのが100m巻きのラインです。

 

は?100m巻いた方がラインキャパに不安がなくていいじゃん!と思ったそこのあなた・・・せっかくのリールの性能を低下させてるだけかもし照れませんよ?

 

今回はベイトリールの糸巻き量のキーワード『必要な分だけ巻く』ということについて緩く語っていきたいと思います。

 

ベイトリールの糸巻き量は必要な量+αがオススメ

 

いきなり結論から言いますが、ベイトリールのスプールレスポンスを高める為の最大のキモは『ラインの量を必要な量で留めること』です。

 

スプール重量やブレーキ性能も当然重要なファクターであることには変わりありませんが、誰でもできるスプールレスポンスを向上させてリール本来の性能を発揮させる為に重要な事項が『必要な分だけラインを巻く事』なのです。

 

例えば、カバー撃ちやベイトフィネスなら30〜40m、クランクなどあまり飛ばない巻き物で40〜50m、遠投が必要なディープクランク、マグナムクランク、バイブレーションで80mというように用途毎に必要なラインの量がある程度決まっていると思います。

 

ボクの場合がこんな感じなのですが、いったいどうすれば細かくラインの量を調整できるのでしょうか?

 

PROXデプスチェッカーを使えば解決!ラインの量を調整しよう

 

さて、さきほど書いたように用途ごとにラインの量を調整する為に使う便利アイテムが【PROX・デプスチェッカー】です。

 

 

これがあればラインを無駄なく使える超オススメのアイテムなのですが、お値段の1000円程度なので1つ持っていれば今後とても役に立ちます。

 

 

 

 

これをこのようにロッドのバット付近に固定します。

 

使い方はとても簡単で、オレンジ色のボタンを押してメーターをリセットして任意の量巻けばいいだけです。

 

オレンジ色のローラーにラインを巻きつけてから巻き始めるのですが、細いラインの場合はうまくローラーが回ってくれないことがあります。そんな時は2周巻いてやれば解決です。

 

たったこれだけのことで1m単位でラインの微調整ができるので1つ持っておくこと便利ですよ。

 

 

ZPI NRC001MにサンラインFCスナイパーAZAYAKA14lbを60m下巻きなしで巻いてみましたがぴったりですね。AZAYAKAは75mと300mの二種類のラインナップがありますが、75mでは高くつくので断然300mがオススメ!初期費用は高くつきますが60m×5、50m×6のように必要な分だけ使えば75m巻きを買うよりも断然安く使えます。

 

 

関連記事:ZPI NRC001Mのインプレ。どんなルアーに向いてる?使用感などまとめ

 

AZAYAKAやFCスナイパーのように300m巻きがラインナップさせているラインを使うには必須アイテムですが、実は100m巻きをラインでも超便利なんです。

 

 

最強フロロカーボンといえば誰がなんと言おうと『フロロは呉羽』なフロロリミテッド。性能には文句の付けようがないのですが、唯一のネックは100m売りということです。

 

関連記事:フロロカーボンラインの特徴まとめ!気になる巻き替え頻度は?

 

100m巻いてせっかくの高性能はスプールのレスポンスを低下させるのは勿体無いです。なのでボクの場合はシャロー〜ミッドランナーのクランクベイトなどあまり遠投する(というかそこまで飛ばない)必要のないルアーにはフロロリミテッドを50m巻いています。

 

デプスチェッカーなしでリールの最大巻き上げ長から計算しても必ずその通りにはなりません。最大巻き上げ長はラインがパンパンに巻かれた状態での話なのでラインがあまり巻かれていない時はリールがローギア化されています。ハンドル○回転で50mと計算しても実際はそれ以下の数値になってしまいます。なので50m×2回に分けたつもりでも実際は45m・55mのように2回目の方が多くなってしまいます。

 

きっちりと50mずつに分ける為にもデプスチェッカーが必須アイテムとなります。

 

下巻きが必要な場合はどうすれば?

 

ラインチェッカーを使うことで自分の使いたい量を確実に巻けるようになることはわかりました。

 

では、下巻きが必要な場合はそうすればいいのでしょうか?SVスプールのようにラインキャパを減らして軽量リグへの適応力を高める場合は下巻きなしでもいいと思います。

 

しかし、下巻きなしでラインを少なめに巻くことはローギアのリールを使っていることと同じことになります。敢えて最大巻き上げ長65cm前後のリールをもっとローギア化したいという理由があるのならば2mmぐらい少なめに巻いて最大巻き上げ長を60cm程度に留めるという使い方はクランクなど巻き物でオススメの巻き方です。

 

ラインを少なく巻くメリット

  • 簡単にリールをローギア化できる
  • 軽量ルアーが投げやすくなる
  • トラブルが減る

 

14コンクエスト100のようにスプール径が33mmか36mmに大型化された事で軽量ルアーが扱いにくくなったリールにはラインを少なく巻くという小技がオススメです。その代わり更にローギアになってしまいますが。ボクは34mmぐらいのスプール径がクランキングには好みなのでコンクエストではなくリョーガを使っています。

 

関連記事:【インプレ】18リョウガ 巻き物特化型リールのレビュー

 

ラインをスプールエッジよりも少なく巻くメリットも多いのですが、本来の巻き上げ量を確保したい場合、下巻きが必要な場合があります。遠心ブレーキの場合ラインの量が多い時と少ない時でブレーキのフィーリングがガラッと変わるように感じています。個人的にはあまりラインが少ないときのフィーリングは好きではないで下巻きを入れて調整しています。

 

その場合は以下のような方法が簡単です。

 

下巻きの調整方法

  1. まずはメインラインを必要なだけ巻きます。
  2. 次にメインラインの上から下巻き用のラインを巻きます。
  3. 空のボビンoラインを巻いていないベイトリールで全て回収します。
  4. 別の空ボビンに全て巻き取ります。
  5. 空ボビンに2回巻き取った事でメインラインと下巻きが上下入れ替わったのでリールでラインを巻き取って完了です。

 

 

 

この作業を人の手で行うと結構な重労働です。ラインの裏返しや上下の入れ替えには高速リサイクラーがオススメです。ラインを巻く時にもテンションの調整ができるのでPEラインの時はキツめのテンション、エステルのような繊細なラインの場合は弱めのテンションといった具合に任意の調整ができます。

 

 

高速リサイクラーがあるとラインの裏返しが簡単にできるので、空のボビンを2つぐらいは捨てずに持っておくといいですよ。

 

ボクの場合バス釣りではあまり裏返しはしないのですが、メバリングで0.4号程度のPEラインを使う場合はシーズン中盤で一度裏返すようにしています。

 

下巻きにはPEラインがオススメ

 

ボクの場合は下巻きに必ずPEラインを巻いています。PEラインと言っても0.4号などの細いPEラインを巻くのではなく3~5号といった太めのPEラインを使います。船釣りコーナーに置いてある安いPEで全然OKです。わざわざ高級なジギング用やフロッグ、パンチング用の高価なモノを用意する必要なありません。

 

太めのPEなのでスプールに巻く量はほんの少しです。1500円ぐらいのPEを買ってきたとしても、それだけで数台分にはなります。リールを用途ごとに固定している場合は一度下巻き量を決めてしまえばい次回からはそのまま巻いてしまうだけなので今後が楽になります。

 

太いPEラインを下巻きに使うメリット

  • PEラインはフロロ、ナイロンよりも軽いので下巻きの重量を軽くできる
  • ラインとラインの隙間が大きくなるので少ない量でカサ増しできる
  • 軽いPEを使うことでラインの量を抑えることができるのでスプールが軽くなり軽量ルアーのレスポンスが格段に上がる

 

下巻きにナイロンはまだOKだとしても絶対に避けたいのが下巻きにフロロカーボンを巻いてしまうことです。ラインの重量は結構なものです。せっかくのスプールの性能を低下させない為にも下巻きに拘りたいものです。レスポンスにこだわるラインの量は少ないに越したことはないのですが、下巻きが必要な場合は最も軽いPEラインを下巻きに使いましょう!

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